12月15日(日)、先生が副会長を務められていた日本個人心理学会の「会員の集い」(オンライン)で、「八巻 秀 人と仕事~書籍・論文・記念館」というテーマで、先生を偲ぶ時間が設けられました。私は、「八巻秀先生の言論活動~著書を通して」と題して、先生の著作を紹介させていただきました。
あらためて見ると、大学院時代の行動科学から力動心理学、催眠、家族療法、ブリーフセラピー、アドラー心理学、オープンダイアローグと、臨床心理学の歴史を総なめみたいな関心の広さをお持ちだったと実感しました。皆様ご存知の通り、気さくで気軽なコミュニケーションの達人でしたが、中身の分厚い臨床家だったと思います。